サービスの個別最適がほかのサービスの相乗効果を生む3つのケース!

By | 2015年6月20日

入庫量と保管貨物量の相乗効果

入庫量が増えると保管貨物量が増えるので入出庫サービスと保管サービスは相乗効果を持っており、近年は港湾倉庫を利用する貨物の動きがはやくなり、潜在日数がへっているものの依然として正の相関関係をしめしているといえるでしょう。ただし、入庫量と保管貨物量の増加は必ずしも保管料の増収に直結しないことを覚えておきましょう。輸入貨物に関しては確実に保管料を課徴できるので、保管料収入に直結しますが、輸出貨物についてはそうではないのです。

入庫量と国内運送の関係

港湾倉庫を利用する貨物は入出庫に先行、もしくは後続する作業として例がなく陸上運送が発生しますが、荷主と港湾倉庫の手配に2分され、前者の比率のほうが圧倒的に多いでしょう。倉庫が手配する比率は少ないものの、入出庫量が増えると陸上運送の依頼が増加する相関関係にあります。つまり、入出庫サービスが国内運送サービスの拡販を支援する効果です。非集中時間帯に自社トラックを割り当てて、入出庫作業を平準化する副次的な効果も持っているのですよ。

保管と貨物の取り扱い

保管と貨物の取り扱いについては、床スペースを分割する際にはトレードオフの関係になりますが、営業面だけみれば相乗効果を持っています。貨物の仕分けやラベル貼りなどの貨物の取り扱いは港湾倉庫の主要サービスの一つですが、荷主が貨物取り扱いを目的に貨物を倉庫に入れるのは稀なケースになるでしょう。貨物の取り扱いの大半は保管貨物に附随して発生するものですので、保管貨物の増加は貨物の取り扱いを増やす効果を持っていることになります。

3PLとはサード・パーティー・ロジスティクスの略で、企業の流通業務全般を一括して受託するアウトソーシングサービスのことです。